銭屋五兵衛 銭五をとりまく文化人

五兵衛は、亀巣と号して書画を好しく、茶道を嗜んだ。特に俳諧は、若いころから親しみ、その感化をうけ長男喜太郎(霞堤・荷汀)、次男佐八郎(素由・曽由)三男要蔵(路堂)孫の千賀をはじめ皆俳句を愛好している。

五兵衛の古希に詠まれた句

五兵衛に感化を与えた主な文人、墨客たちには次のような人物がいる。

絵画・書

貫名海屋 漢学者、画家、書家 1795 ~1863
岸岱 画家 1785 ~1865
浦上春琴 画家、書家 1778 ~1846
広瀬旭荘 漢詩人、書家 1806 ~1863

茶道

千宗室 千家十一世---玄々斎 1810~1877
今日庵を継ぎ裏千家となる
千宗左 千家十世---吸江斎 1818~1860
不審庵を継ぎ表千家となる

俳諧

桜井梅室 方円斎 1769~1852

洋学

大野弁吉 医・科学者 一東、鶴寿軒 1801 ~1870