五兵衛が39歳の時、質流れの中古の北前船で迴米を試みたのを皮切りに、54歳から次第に船を購入し58歳には自他ともに認める海運業者となる。全盛期には、一説に大小あわせて200艘余りの北前船を所有していたという。 天保七年長男喜太郎に与えた訓戒に海運は「欲をはなれてよく手が廻るようにするためには廻船は大小あわせて六隻より不用」とのべているが記録に残るものだけでも30艘以上あった。
◎主な所有北前船名と石数、造船、購入の時期、場所など