展覧会・イベント 花と器とメルヘン ~幸枝・真理子・靖「三人展」~ 終了
平口幸枝さんの花の絵画、楠真理子さんの拭き漆の器、橋本靖至さんの絵画を展示します。
色々なご縁で繋がった三人が、銭屋五兵衛とご縁がある楠真理子さんを通して、この記念館と繋がりました。
それぞれ三人の、個性豊かな作品をお楽しみください。
ごあいさつ
このたびは、“花と器とメルヘン~幸枝・真理子・靖至「三人展」~”にお越しくださり、ありがとうございます。
作者のうちのひとり楠 真理子は、銭屋五兵衛の四女「せい」が嫁いだ小竹家の子孫です。
また、平口(ひらぐち)幸枝(ゆきえ)の次男・哲夫の妻は真理子の従姉妹にあたります。幸枝が健在の頃、真理子は時どき幸枝宅を訪ねて親交を重ねていました。哲夫には兄・姉・弟がおり、幸枝が亡くなったあと、自宅に残されていた遺作の絵画は4人で等分に相続しました。今回展示する幸枝作品は、哲夫が所蔵する遺作の一部です。
真理子が手掛ける拭き漆の器を石川県銭屋五兵衛記念館で展示するにあたり、広い展示会場を活かすには三人展がよいとの発案により、哲夫だけでなく、真理子の友人・橋本靖至(大阪在住の画家)にも呼びかけ、その作品も展示することになりました。
末尾ながら、「三人展」開催の機会を与えてくださった石川県銭屋五兵衛記念館に感謝申し上げます。
楠 真理子、橋本 靖至、平口 哲夫